研究課題/領域番号 |
18KT0093
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 特設分野 |
研究分野 |
次世代の農資源利用
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
平坂 勝也 長崎大学, 海洋未来イノベーション機構, 准教授 (70432747)
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研究期間 (年度) |
2018-07-18 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 時計遺伝子 / 脂質代謝酵素 / 筋肉 / 中性脂肪 / BMI |
研究成果の概要 |
時間栄養学(栄養学を時間生物学の立場から扱う)に着目した魚類筋内脂肪量の調節が可能となるかどうか解析を行った。2ヶ月間の給餌実験で、BMI(体格指数)は暗期給餌群が明期給餌群よりも有意に高値を示した。明期給餌群では体重と筋内中性脂肪量との間に正の相関関係が見られるのに対して、暗期給餌群では両者に関係性が認められなかった。脂質代謝関連遺伝子の発現量は、時計遺伝子結合配列を有する遺伝子において、明期と暗期間に差が認められた。以上の結果より、給餌タイミングの違いが時計遺伝子結合配列を有する脂質代謝酵素の発現量を変化させることで、筋肉内脂肪蓄積に影響する可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、給餌タイミングの違いが脂質代謝酵素の発現量を変化させ、魚類筋肉内脂肪蓄積に影響する可能性が示唆された。遺伝子組換えではなく、給餌のタイミングを変えることで魚類筋肉内脂肪含量をコントロールすることは、養殖業を中心とする産業への大きな技術革新を生み出すことになる可能性が示唆される。
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