研究課題/領域番号 |
19206066
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
金属物性
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
丸山 公一 東北大学, 大学院・環境科学研究科, 教授 (90108465)
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研究分担者 |
吉見 享祐 東北大学, 大学院・環境科学研究科, 准教授 (80230803)
鈴木 真由美 東北大学, 大学院・環境科学研究科, 助教 (20292245)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
48,360千円 (直接経費: 37,200千円、間接経費: 11,160千円)
2009年度: 7,930千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 1,830千円)
2008年度: 16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
2007年度: 24,180千円 (直接経費: 18,600千円、間接経費: 5,580千円)
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キーワード | チタンアルミナイド / 界面構造 / ミスフィット転位 / 降伏応力 / クリープ強度 / 金属間化合物 / ナノ層状組織 / 界面構造設計 / 材料強化 / ホールペッチの関係 / 相変態 |
研究概要 |
本研究ではα_2Ti3Al相とγTiAl相からなるナノラメラ組織材料を研究対象とした。この材料はα_2相とγ相の界面を多量に含み,α_2/γ界面が転位運動の障害となり,材料の強度を支える。ナノラメラ材料の弾性限は層の厚さλに存在しないが,ミスフィット転位の無いラメラ組織の方が弾性限は高い値になる。ナノラメラ材料の加工硬化率はλに逆比例し,その係数は界面転位の導入で上昇する。高温長時間の使用条件ではα_2/γ界面の消失が材質劣化を生ずる。β_0相を生ずる合金元素を添加すると,界面消失後にβ_0析出物帯が形成され,高い強度を長時間保つことができる。
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