研究課題/領域番号 |
19209045
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
高山 忠利 日本大学, 医学部, 教授 (30280944)
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研究分担者 |
幕内 雅敏 東京大学, 医学部, 名誉教授 (60114641)
井上 和人 日本大学, 医学部, 准教授 (00372996)
中山 壽之 日本大学, 医学部, 講師 (00287632)
三木 健司 日本大学, 医学部, 兼任講師 (20386014)
山崎 慎太郎 日本大学, 医学部, 助手 (20409014)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
48,360千円 (直接経費: 37,200千円、間接経費: 11,160千円)
2009年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
2008年度: 17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2007年度: 23,530千円 (直接経費: 18,100千円、間接経費: 5,430千円)
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キーワード | 膵島移植 / 膵β細胞 / PDX-1 / インスリン / 肝再生 / 骨髄幹細胞 / 分化誘導 / 骨髄キメラ / 特異的免疫寛容 |
研究概要 |
I型糖尿病は、膵β細胞の減少が本態の疾患であり、この減少に基づきインスリン投与を生涯必要とする。自己や近縁者の細胞をインスリン産生細胞へ分化させ、長期間レシピエントに拒絶されなければ、インスリン治療から開放される夢の治療といえる。骨髄キメラモデルを作成し、個体の全般的な免疫機能を保ちつつ該当移植抗原に対する免疫応答のみを抑制した状態の誘導を効率化するドナー特異的免疫寛容のモデルを作成した。これは、免疫抑制剤を用いずに移植片を生着させる新たな方法として注目され長期に移植細胞や臓器が生着することを目的としている。レシピエント内にドナー由来細胞が存在するキメリズムの状態は、ドナー特異的免疫寛容の誘導の一手段であり、キメリズムの形成と維持により、移植片を長期に生着させることが可能となる。もうひとつの目的としてキメリズムおよび移植片の生着の維持には免疫担当細胞としての脾臓細胞が有用であり、MHCが一部合致する細胞の存在により、特異的免疫寛容が維持されることを証明した。
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