研究課題/領域番号 |
19310042
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線・化学物質影響科学
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研究機関 | 第一薬科大学 |
研究代表者 |
原口 浩一 第一薬科大学, 薬学部, 教授 (00258500)
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研究分担者 |
加藤 善久 徳島文理大学, 香川薬学部, 准教授 (90161132)
松原 大 第一薬科大学, 薬学部, 准教授 (60368975)
尾熊 隆嘉 徳島文理大学, 香川薬学部, 教授 (20446074)
西村 恵理 第一薬科大学, 薬学部, 助手 (80412550)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
20,410千円 (直接経費: 15,700千円、間接経費: 4,710千円)
2009年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2008年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2007年度: 10,530千円 (直接経費: 8,100千円、間接経費: 2,430千円)
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キーワード | 海綿 / 臭素化合物 / 抗菌活性 / リード化合物 / 創薬 / カテコール / LC / MS / 海綿動物 / ハロゲン化合物 / 母乳 / ヒドロキシ臭素化ジフェニルエーテル / 高速液体クロマトグラフ |
研究概要 |
パラオ産海綿(Lamellodysidea sp.)から抗菌活性を有するフェノール性臭素化合物を探索した。APCI-LC/MS/MS およびECNI-GC/MSにより種々の臭素化ジフェニルエーテル骨格を有する抗菌成分を単離し、その化学構造を明らかにした。抽出分画および化学合成した成分の抗菌スペクトルならびに9種の細菌に対する最小発育阻止濃度(MIC)を求めた結果、tetrabromocatechol,2,2'-dihydroxy-BB80および2'-hydroxy-6-methoxy-BDE68がいずれも腸球菌、黄色ブドウ球菌、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌などに対し低濃度で増殖抑制作用を示した。これらは抗菌薬のリード化合物として期待される。
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