研究課題/領域番号 |
19350013
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理化学
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研究機関 | 上智大学 |
研究代表者 |
南部 伸孝 上智大学, 理工学部, 教授 (00249955)
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研究分担者 |
石田 俊正 京都大学, 福井謙一記念研究センター, 准教授 (50212890)
徳江 郁雄 新潟大学, 自然科学系, 教授 (90101063)
中村 宏樹 , 分子科学研究所, 所長 (10010935)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
18,980千円 (直接経費: 14,600千円、間接経費: 4,380千円)
2009年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2008年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2007年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
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キーワード | 励起分子素過程 / 非断熱現象 / 非断熱遷移 / 大気科学 / 地球科学 / 水素吸蔵 / 量子ダイナミクス / 半古典動力学 / 電荷移動反応 / 化学反応動力学 / 電子励起状態 / レーザー光による反応制御 / 凍結ガウス関数発展法 / 線形応答理論 |
研究概要 |
物質の特異性や分子の様々な機能が発現する要因の一つに分子の量子力学的振る舞いがある。その中で特に,非断熱遷移は特異性を現す基本的なメカニズムをなしている。本研究課題では,Zhu-Nakamura理論に基づき開発された汎用基礎理論を用い,この非断熱現象を生物系においては解明から研究を始め,新しい反応機構を見出した。一方,分子設計においてその現象を積極的に応用し,分子の機能発現と反応制御の実現を目指し,実験実証まで行うことができた。最後に本研究課題の総括として,国際会議「The 69th Okazaki Conference on "New Frontier in Quantum Chemical Dynamics"」を主催し,様々な学際的分野において非断熱現象の重要性とこの研究の将来性を,十分示すことが出来たと思われる。
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