研究課題/領域番号 |
19350074
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能物質化学
|
研究機関 | 分子科学研究所 |
研究代表者 |
薬師 久弥 分子科学研究所, 物質分子科学研究領域, 教授 (20011695)
|
研究分担者 |
山本 薫 分子科学研究所, 物質分子科学研究領域, 助教 (90321603)
売市 幹大 分子科学研究所, 技術課, 技術職員 (70390680)
|
研究期間 (年度) |
2007 – 2009
|
研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
|
配分額 *注記 |
18,980千円 (直接経費: 14,600千円、間接経費: 4,380千円)
2009年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2008年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2007年度: 9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
|
キーワード | 分子導体 / 電荷移動塩 / 電荷秩序 / 相転移 / 赤外ラマン分光 / 反射分光 / 相分離 / 振動分光 / 電荷秩序状態 / 均一系における不均一性 / BEDT-TTF / 赤外・ラマン分光法 / 反射分光法 / 非線形分光法 |
研究概要 |
電荷秩序系とよばれる2:1の組成をもつ物質(M_2^+X^-)を中心にして空間的に不均一な電子状態をとる物質の研究を行った。(1)相転移温度近傍の広い温度領域で高温相と低温相が共存する物質を発見した。(2)超電導相近傍の低温・高圧状態において異なる電子状態が共存している物質を発見した。(3)電子強誘電体というこれまでと異なる原理に基づく強誘電体の分域(ドメイン)の観測に成功した。(4)長距離電荷秩序が崩壊した高伝導状態の局在的な性質を明らかにした。
|