研究課題/領域番号 |
19510060
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線・化学物質影響科学
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研究機関 | 金沢医科大学 |
研究代表者 |
橋本 光正 金沢医科大学, 医学部, 助教 (70293975)
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研究分担者 |
岩淵 邦芳 金沢医科大学, 医学部, 教授 (10232696)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2008年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2007年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 放射線生物影響 / PKU-β / TLK1 / RNAi法 / 倍数性の異常 / 中心体 / 姉妹染色分体 / Myosin II regulatory light chain / MRLC / Aurora B / Myosin II regulatory lieht chain |
研究概要 |
ヒト培養細胞でTLK1 の発現をRNAi 法で抑制すると、(1)増殖速度の低下、(2)倍数性の異常、(3)中心体の両極への移動抑制、(4)姉妹染色体の不均等分裂の誘導、(5)中心体分離と両極移動を担うMRLC のリン酸化が抑制されていることを見出した。リン酸基擬態型のMRLC をTLK1枯渇細胞に導入すると上記の異常が劇的に減少した。以上よりTLK1 はMRLC を制御することによって、姉妹染色体分配の正確さを保障する機構に関与していると考えられる。
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