研究課題
基盤研究(C)
ルノルマン・ド・トゥルヌエムが具体的に何を改革したか、また彼を改革に駆り立てずにはおかなかった当時のフランス、ことにパリの美術とそれを取り巻く環境の調査を集中して行った。定期的な美術作品の展覧会(サロン)がもたらした美術鑑賞者の増大とそこから派生した状況という、トゥルヌエムが手本としたコルベールが思いもしなかった事態が、彼の改革を特徴付ける。トゥルヌエムの改革に無関係とは思われない1746年のサロンの出品作のカタログを制作し、それを対象にした美術批評の嚆矢ラフォン・ド・サン=ティエンヌの著作の翻訳と註解を進めている。
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すべて 雑誌論文 (5件) 備考 (3件)
『肖像の100年』(展覧会カタログ)
ページ: 8-13
ルーヴル美術館展-美の宮殿の子どもたち
ページ: 232-237
「ルーヴル美術館展-フランス宮廷の美」カタログ
ページ: 226-233
キリスト教と文化(青山学院女子短期大学総含文化研究所シリーズ1) 1
ページ: 31-60
青山学院女子短期大学総合文化研究所年報 15
ページ: 3-22