研究課題/領域番号 |
19520636
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
西洋史
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
松井 康浩 九州大学, 大学院・比較社会文化研究院, 教授 (70219377)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | ロシア / 親密圏 / ライフストーリー / 知識人 / 市民 / 日記 / 手紙 / 自分史 / 回想禄 / 家族 / 主体性 / 往復書簡 / 回想録 / 異論 / 国際研究者交流 |
研究概要 |
ソヴィエト知識人や市民が残した日記、手紙、回想録を資料に用いた本研究は、大きくは、二つの成果を上げた。1)後に歴史家となったE・N・オシャーニナとA・G・マニコフが1930年代に執筆した日記や手紙の分析を通じて、彼らの知識人アイデンティティやスターリン体制への態度等を解明した。2)4人の知識人・市民が1970年代以降に執筆した回想録を分析することで、当時ソヴィエト社会に自分史を書く営みが一定の広まりを見ていたこと、家族や友人関係等の親密圏への傾斜が顕著となっていたことを明らかにした。
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