イノベーション普及のシミュレーションモデル分析

• 研究課題/領域番号: 19530388
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 商学
• 研究機関: 名古屋市立大学
• 研究代表者: 河合 勝彦 名古屋市立大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (70278274)
• 研究分担者: 酒井 博章 名古屋市立大学, 大学院・経済学研究科, 研究員 (00448721)
• 連携研究者: 酒井 博章 名古屋市立大学, 大学院・経済学研究科, 研究員 (00448721)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2008
• 研究課題ステータス: 完了 (2008年度)
• 配分額: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2008年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2007年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
• キーワード: 消費者行動 / 普及モデル / シミュレーション / エージェント / ネットワーク

研究概要

本研究は, 新しい製品, サービス, 考え方等のイノベーションが, どのように社会(集団)に普及していくのか, ということを考察している. 従来. こうした普及の過程は, 集団全体としてのいくつかの特徴に基づいてモデル化(微分方程式モデル)されることが多かった. その一方, 本研究は, 集団における個人の特性や振る舞いを明示的に考慮する, 個人ベースのモデル(エージェントベース・モデル)を用いている. このモデル化によって, 集団が不均質である場合や個人間のつながりが特徴を持つ場合の, イノベーション普及の特徴を明らかにした.

研究成果

• [雑誌論文] イノベーション普及モデルの再考-サービス普及のモデル化を中心にして- (2009)
  • 著者名/発表者名: 河合勝彦
  • 雑誌名: Discussion Papers in Economics, Society of Economics, Nagoya City University vol499 ページ: 1-10
• [雑誌論文] イノベーション普及モデルの再考 -サービス普及のモデル化を中心にして- (2009)
  • 著者名/発表者名: 河合 勝彦
  • 雑誌名: Discussion Papers in Economics, Society of Economics Nagoya City University 499 ページ: 1-10
• [雑誌論文] イノベーション普及とオピニオンリーダー (2007)
  • 著者名/発表者名: 河合勝彦, 酒井博章
  • 雑誌名: 情報経営学会第55回全国大会予稿集 ページ: 141-144
• [雑誌論文] 認知的な制限を取り入れた新製品普及モデルの考察-エージェントベース・モデルによるアプローチ (2007)
  • 著者名/発表者名: 河合勝彦
  • 雑誌名: オイコノミカ 44巻 ページ: 105-120
  • NAID: 110006783869
• [雑誌論文] 認知的な制限を取り入れた新製品普及モデルの考察-エージェントベースモデルによるアプローチ (2007)
  • 著者名/発表者名: 河合勝彦
  • 雑誌名: オイコノミカ 44 ページ: 105-120
  • NAID: 110006783869
• [雑誌論文] イノベーション普及とオピニオンリーダ (2007)
  • 著者名/発表者名: 河合勝彦、酒井博章
  • 雑誌名: 情報経営第55回全国大会予稿集【秋号】 ページ: 141-144
• [学会発表] イノベーション普及とオピニオンリーダー (2007)
  • 著者名/発表者名: 河合勝彦, 酒井博章
  • 学会等名: 情報経営第55回全国大会
  • 発表場所: 愛知学院大学
  • 年月日: 2007-11-03
• [学会発表] イノベーション普及とオピニオンリーダ (2007)
  • 著者名/発表者名: 河合勝彦
  • 学会等名: 日本情報経営学会第55回全国大会
  • 発表場所: 愛知学院大学
• [備考] Web上での普及を計測するためのソフトウェア
  • URL: http://diffusion.kklab.info/
• [備考] 研究成果(ツールのソースコードを含む)の一部は、http://diffusion.kklab.info/にまとめている。