研究課題/領域番号 |
19540433
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
固体地球惑星物理学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
倉本 圭 北海道大学, 大学院・理学研究院, 教授 (50311519)
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研究協力者 |
佐々木 洋平 京都大学, 大学院・理学研究科, 職員
福井 隆 北海道大学, 大学院・理学院・博士後期課程
岩堀 智子 北海道大学, 大学院・理学院・博士後期課程
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2007年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | ダスト / 原始惑星系星雲 / 固有磁場 / 水星 / 混合距離理論 / 熱史 / 熱源 / 起源 / マントル対流 |
研究概要 |
水星を構成する物質の組成を原始太陽系星雲の進化モデルから推定し、その結果に基づいた物性値を用いて、水星の内部熱構造の進化ならびに固有磁場の起源について数値的・理論的解析を行った。水星のマントル物質は従来の推定よりも流動性が低く、そのために惑星中心部の冷却が妨げられ、固体内核の成長が鈍る。また液体核は内核からの軽元素放出によって対流し、それを駆動力とする穏やかな発電作用が生じて現在の弱い固有磁場が形成される可能性があることが分かった。これらは現在進みつつある水星探査の獲得データを解釈する基盤となる。
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