研究課題/領域番号 |
19550208
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高分子・繊維材料
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研究機関 | 京都工芸繊維大学 |
研究代表者 |
池田 裕子 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 准教授 (10202904)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2007年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | ナノ材料 / 高分子構造・物性 / 複合材料・物性 / 構造・機能材料 / バイオマス / 天然ゴム / in situシリカ / 補強 / 補強メカニズム / 引張試験同時高速広角X線回折 / 伸長結晶化 / ナノコンポジット / ペイン効果 / バウンドラバー |
研究概要 |
天然ゴム(NR)中で約40nmの大きさのin situシリカを約70重量部生成させて創る高性能グリーンナノコンポジットの補強メカニズムを探究した。汎用シリカVN-3、およびカーボンブラック充てんパーオキサイド架橋天然ゴムと比較した。in situシリカは分散性が最もよく、かつゴムとの相互作用が最も強いことから多くのセグメントを伸長配向さす要因となり、一端、結晶化が始まると最も高速で伸長結晶化が進行することが判った。この特性がin situシリカ充てんNR架橋体に優れた引張物性を与える一因である。本成果は、ナノ粒子によるナノコンポジットマテリアルの発展に有用な知見となるであろう。
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