研究課題/領域番号 |
19590169
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 崇城大学 |
研究代表者 |
上釜 兼人 崇城大学, 薬学部, 教授 (90040328)
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研究分担者 |
平山 文俊 崇城大学, 薬学部, 教授 (90094036)
松倉 誠 崇城大学, 薬学部, 教授 (70238997)
瀬尾 量 崇城大学, 薬学部, 教授 (20435142)
〓田 聡 崇城大学, 薬学部, 教授 (50412739)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 親水性シクロデキストリン / 包接複合体 / フラーレンC60 / ナノ粒子 / PEG化インスリン / Polypseudorotaxane / 放出制御 / 結晶形態の制御 / スーパージェネリック製剤 / ナノ粒子化 / 抗酸化物質 / ナノ粒子形成 / バイオアベイラビリティ改善 / 標的指向化 / 製剤設計 |
研究概要 |
生体適合性に優れる各種シクロデキストリン(CyDs)を用いてスーパージェネリック製剤の開発を企図した基礎研究を実施し、以下の知見を得た。(1)HP-β-CyDを用いて抗酸化物質フラーレン(C60)のナノ粒子粉末の調製法と凝集安定性に優れる懸濁製剤の処方を構築した。(2)コエンザイムQ10/γ-CyD 系ではpseudorataxane 様の超分子複合体を形成し、親水軟膏からの CoQ10 放出が有意に増大した。(3)γ-CyD を用いてPEG化インスリンの製剤特性(安定性、バイオアベイラビリティ、徐放出など)を改善し、蛋白質性薬物の高品位化の新手法を開発した。(4)両親媒性 β-CyDsを用いてインドメタシンの非晶質化やアスピリンの晶癖を制御すると、製剤の品質向上が可能なことを明らかにした。
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