研究課題/領域番号 |
19590571
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態検査学
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
荒川 秀俊 昭和大学, 薬学部・薬品分析化学, 教授 (70129807)
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研究分担者 |
大野 賢一 昭和大学, 薬学部, 助教 (20347272)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2007年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 臨床化学 / アプタマー / SELEX / キャピラリー電気泳動 / βアミロイド / アルツハイマー / β-アミロイド / マイクロチップ電気泳動 / RNA / DNA / 人工核酸抗体 |
研究概要 |
アプタマーとは、SELEX(Systematic evolution of ligands by exponential enrichment)法により得られるRNA又は1本鎖DNAで、抗体のように特定の物質に結合することができる核酸分子からできた人工核酸抗体である。アプタマーの特徴は、in vitroでの作製が可能である、免疫寛容などの必要がない、また、アプタマーの塩基配列を一度確定できれば化学合成や酵素核酸増幅法で多量に作製することができる点にある。本研究では、(1)アプタマーを用いた新規分析法の開発、(2)新規アプタマーの創製、(3)アプタマーを用いた臨床診断法の確立を行い、アプタマーを用いた新たな診断試薬の開発を行った。 最初に、トロンビンの高感度アッセイを検出にマイクロチップ電気泳動を用いて開発した。この実験では、トロンビン1 pmolが検出できた。次に、臨床上重要なホルモンであるHMGに対するアプタマーをSELEX法により調製し、そして得られたアプタマーを用いてHMGの分析法を開発した。同様にamyloid-β peptideとoxytocinについても検討した。
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