研究課題/領域番号 |
19590583
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
日下 幸則 福井大学, 医学部, 教授 (70135680)
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研究分担者 |
管沼 成文 (菅沼 成文) 高知大学, 医学部, 教授 (50313747)
伊藤 春海 福井大学, 医学部, 特任教授 (40026943)
車谷 典男 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (10124877)
荒川 浩明 獨協医科大学, 医学部, 講師 (60288131)
審良 正則 (独)国立病院機構近畿中央胸部疾患センター, 臨床研究センター, 放射線科医長 (20393267)
田村 太朗 福井大学, 医学部, 助教 (90509291)
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研究協力者 |
HERING Dr.kurt g. ドイツ鉱夫共済病院
PONGLADA SUBHANNACHART Dr.chomphunut vijitsanguan タイ王立胸部疾患研究所
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 悪性胸膜中皮腫 / アスベスト / 高分解能コンピューター断層画像 / HRCT / 国際分類 / コンピューター断層画像 / 環境起因性 / 住民 / 職業性 / 免疫化学染色 / 確信度 / 石綿 / 妥当性 / 早期発見 / 潜伏期 / 病理学 / プラーク / 国際CT分類 / 職業環境性呼吸器病変 / 縦隔側胸膜肥厚 / 片側胸水 |
研究概要 |
我々が2005年に開発した職業性環境起因性呼吸器疾患のための国際HRCT分類(ICOERD)で悪性胸膜中皮腫は付加記号として扱われているのみである。悪性胸膜中皮腫の特異的早期所見を記載できるようにICOERDを改訂することを目的とした。尼崎市住民に集積する環境起因性悪性胸膜中皮腫と臨床的に診断された40例のCT画像を得て、肺がんその他と臨床的に診断された16例も加えて、国際的エキスパートよりも多数読影をブラインドで行った。正否の確診度の一致度はかなり高く、悪性胸膜中皮腫の典型的な所見である片側性胸水、結節性胸膜肥厚、葉間胸膜の肥厚、縦隔側の胸膜肥厚、腫瘍による箱詰肺(Tumoral encasement of lung)、石灰化プラーク貪食像(Calcified plaque engulfment)、浸潤、肺の減少、片側性の胸郭狭小化、胸膜腫瘤(分布も記載)などの一致も勝れていた。次いで病理組織学的ならびに免疫組織染色的に悪性胸膜中皮種の確定診断が得られている22例の読影結果に基づき、典型的所見毎に参照画像を抽出した。さらに総合的重症度・確信度の項目も追加し、これらの所見、項目を系統的に記載できる読影票と報告票を開発した。これらを包括し悪性胸膜中皮腫のガイドラインとした。ガイドラインの有効性につき、二名のタイ国放射線科医師がガイドライン熟読の前後に教材CTフィルムを読影した結果を比較解析中である。
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