研究課題/領域番号 |
19591376
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
石郷岡 純 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (80142412)
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研究分担者 |
稲田 健 東京女子医科大学, 医学部, 講師 (90365164)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 恐怖条件づけ / ドパミン / マイクロダイアリシス / 抗精神病薬 / クロザピン / 統合失調症 / 扁桃体 / 覚せい剤過感受性 / 脆弱性 / 恐怖条件付け / 脳内微小透析法 |
研究概要 |
抗精神病薬は扁桃体ドパミンの基礎放出量を上昇させ、かつ情動ストレス負荷による扁桃体ドパミンの放出を抑制することを見出した。とくに、非定型抗精神病薬であるクロザピンは、定型抗精神病薬であるハロペリドールと比較して、基礎放出量を増加させる作用と情動ストレス負荷による扁桃体ドパミンの放出の抑制作用ともに優れていることを見出した。抗精神病薬はドパミン放出を調節することで情動反応を抑制し、クロザピンが他剤と比してこの抑制効果が強いことは、クロザピンが他剤と比して優れた抗精神病作用を有することの作用機序である可能性がある。
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