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育児不安の実態とその関連要因に関する縦断研究~都市部と郡部の比較~

研究課題

研究課題/領域番号 19592594
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 地域・老年看護学
研究機関和歌山県立医科大学

研究代表者

山田 和子  和歌山県立医科大学, 保健看護学部, 教授 (10300922)

研究分担者 上野 昌江  大阪府立大学, 看護学部, 教授 (70264827)
柳川 敏彦  和歌山県立医科大学, 保健看護学部, 教授 (80191146)
前馬 理恵  和歌山県立医科大学, 保健看護学部, 講師 (50382354)
研究期間 (年度) 2007 – 2010
研究課題ステータス 完了 (2010年度)
配分額 *注記
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2007年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワード育児不安 / 乳幼児健康診査 / 自記式質問紙 / 都市部 / 郡部
研究概要

目的:4か月児健康診査(以下、「4か月」とする)、1歳6か月(以下、「18か月」とする)における母親の育児不安とその関連要因を明らかにするとともに、都市部と郡部の育児の違いを明らかにすることで、乳児からの育児支援の方法について検討する基礎資料を得ることを目的とする。
調査方法:調査対象はA市(以下、「郡部」とする)の平成20年7月~12月生まれの児を持つ母親とした。調査方法は健診の問診票を送付時に本調査の調査票を同封してもらい、健診時に回収した。育児不安得点を平均点により2分して比較した。
結果:調査の回収は4か月107名(回収率97.3%)、18か月103名(回収率92.8%)であった。4か月において、育児不安が強い群の方が、児への気持ち得点、母性意識得点は、有意に否定的であった。育児で心配なことも育児不安が強い群の方が有意に心配なことが多かった。郡部と都市部を比較すると、育児不安得点は、郡部の方が都市部より低かった。児への気持ち得点は、郡部の方が都市部より子どもへの否定的感情が弱かった。
4か月と18か月の育児不安得点との相関をみたところ、4か月時に育児不安がある母親は18か月時点でも有意に育児不安があった。18か月において、育児不安が強い群の方が夫の育児参加や話しすることが有意に少なかった。
まとめ:4か月で育児不安がある母親は18か月でも育児不安があることが多いことより、乳児期早期からの育児支援の必要性が示唆された。さらに、育児不安の状況は地域により異なることより、各地域の状況に応じた育児支援対策を行うことが必要である。

報告書

(6件)
  • 2010 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2009 実績報告書   自己評価報告書 ( PDF )
  • 2008 実績報告書
  • 2007 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2009

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 育児不安に関する実態と関連要因~都市部と郡部の比較~2009

    • 著者名/発表者名
      山田和子、上野昌江、前馬理恵
    • 学会等名
      第68回日本公衆衛生学会
    • 発表場所
      奈良市
    • 年月日
      2009-10-21
    • 関連する報告書
      2010 研究成果報告書 2009 自己評価報告書
  • [学会発表] 育児不安に関する実態と関連要因の都市部と郡部の比較2009

    • 著者名/発表者名
      山田和子, 上野昌江, 前馬理恵
    • 学会等名
      第68回日本公衆衛生学会
    • 発表場所
      奈良県奈良市
    • 年月日
      2009-10-21
    • 関連する報告書
      2009 実績報告書

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公開日: 2007-04-01   更新日: 2016-04-21  

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