研究課題/領域番号 |
19730258
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 公立大学法人北九州市立大学 |
研究代表者 |
辻井 洋行 公立大学法人北九州市立大学, 基盤教育センターひびきの分室, 准教授 (20364143)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,580千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 480千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2007年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
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キーワード | 企業環境経営 / 環境戦略 / 家電 / バリューチェーン / 事業システム / 環境経営 / 日本家電企業 |
研究概要 |
この研究は、日系家電事業者のバリューチェーンが、都市鉱山のリサイクル事業分野にまで拡張していることを示した。この事業は、主に家電事業者とリサイクル事業者との連携によって実施されている。各事業者は、家電リサイクル法の下で、2つのグループに分かれて事業を遂行しているが、両者の間には再商品化率の差がある。その差は、関連技術の開発と普及のための組織間連携の形態の違いにあると指摘した。また、海外の国・地域において、国内の事業経験で得られた技術・ノウハウを移転している事例が数社に留まっていることを示した。以上によって、これら拡張的なバリューチェーンの特徴と課題を明らかにした。追加的な調査として、日系家電企業のグローバル経営戦略において、廃家電の再商品化事業がどのように位置づけられているのかを明らかにする必要がある。
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