研究課題
若手研究(B)
日米の大学生を対象とした調査に基づいて,対人ストレッサーの経験頻度,およびそれらが心理的健康に及ぼす影響の文化差を検討した。その結果,他者への依存や他者を気遣っての本心抑制によるストレスは,アメリカ人よりも日本人の方が経験しやすく,それらの文化差はパーソナリティやソーシャルスキルによって部分的に媒介された。対人ストレスの心理的健康に対する悪影響は部分的に日本の方が強かったが,基本的には両文化で共通していた。
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人文論集(静岡大学人文学部) 58巻(1)
ページ: 19-47
110007523200
人文論集(静岡大学人文学部) 58(1)