研究課題
若手研究(B)
本研究では,主として「三角関数の加法定理」および「正弦定理」の学習に焦点を当て,高等学校における創造的・問題解決的な数学の授業の具体について検討した。その結果,生徒の活動の実態や困難性の所在を踏まえ,授業で扱う教材や教師による支援の在り方を検討することで,高等学校における問題解決指導は可能であり,そのような授業を通して数学を学習した生徒は,そうでない生徒よりも,数学や数学の授業に対し肯定的な回答を示す傾向が強く,学習内容が定着していると判断できる生徒の割合が高いことが分かった。
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数学教育学研究(全国数学教育学会誌) 第14巻
ページ: 153-166
110009498622
全国数学教育学会誌『数学教育学研究』 14(印刷中)