研究課題/領域番号 |
19740237
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
原田 健自 京都大学, 大学院・情報学研究科, 助教 (80303882)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | 計算物理学 / 非閉じ込め臨界現象 / SU(N)反強磁性ハイゼンベルグモデル / 量子相転移 / 量子モンテカルロ法 / 拡張アンサンブル / Deconfined criticality / SU(N)反強磁性ハイゼンベルグ模型 / 四重極相互作用 / 反強磁性ハイゼンベルグ / 量子拡張アンサンブル法 / 平均初期通過時間 / 最適化 |
研究概要 |
自然界によく見られる連続相転移現象は一般にランダウ・ギンツブルグ・ウィルソンのパラダイムで説明されるが、それに属さない対称性の低下をともなわない奇妙な連続相転移現象を探求するために、高効率な計算アルゴリズムの研究を行い、それを用いた準1元SU(N)モデルの大規模な量子モンテカルロシミュレーションを行った。その結果、SU(3)モデルとSU(4)モデルでValence-bond-solid相とSU(N)対称性の破れた相の間の量子相転移があり、それが対称性の低下を伴わない連続相転移である可能性を明らかにした。
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