研究課題
若手研究(B)
テラヘルツ波は電波と光波の間に位置し,これまで植物生体情報計測にほとんど利用されてこなかった。本研究では,テラヘルツ波イメージング技術を用いて,植物体に付いた状態の生葉の環境応答に関連した生体情報の取得を試みた。結果として,葉齢および水ストレス状態のモニタリング,変動光環境下での気孔応答のモニタリング,植物ホルモン(ABA)による気孔閉鎖のモニタリングが可能であることが示唆された。