研究課題/領域番号 |
19790080
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生物系薬学
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研究機関 | 徳島文理大学 |
研究代表者 |
渡邊 正知 徳島文理大学, 薬学部, 准教授 (30306203)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,750千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 450千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2007年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | 神経薬理学 / 神経科学 / 神経型一酸化窒素合成酵素(nNOS) / 一酸化窒素(NO) / てんかん / ペンチレンテトラゾール(PTZ) / キンドリング / ユビキチン様タンパク質(UBL) / nNOS / 脳神経疾患 / コビキチン様タンパク質修飾 |
研究概要 |
ペンチレンテトラゾール(PTZ)によって誘発されるキンドリング獲得は、神経型一酸化窒素合成酵素(nNOS)の持続的高発現と、それによる過剰な一酸化窒素(NO)発生が原因となる。本研究では、キンドリングにおけるnNOSは、Hsp9との結合を伴うホモ二量体を形成することで安定性を亢進させ、高活性を持続的に維持していることが示唆された。さらに、新たなnNOS安定化メカニズムとしてユビキチン様タンパク質修飾の関与が示唆された。また本研究にて、定常状態のNOが痙攣誘発を抑制していることが明らかとなり、てんかん発症におけるnNOS-NOには、抑制性と興奮性の相反する神経活動を制御する役割があることが明らかとなった。
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