研究課題
若手研究(スタートアップ)
本研究では,圧縮性粘性流体のモデル方程式として知られる圧縮性Navier-Stokes方程式の解の時間漸近挙動に関する研究を行った.具体的には,1次元及び多次元半空間領域における等エントロピーモデルに対する流出(Outflow)問題を考察し,解の定常解への漸近率の算出に成功した.本研究で得られた漸近率は,松村・川島・西原等による単独粘性保存則に対する結果を鑑みると,ほぼ最適であると予想される.
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すべて 雑誌論文 (10件) (うち査読あり 9件) 学会発表 (15件)
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