研究課題/領域番号 |
19880039
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研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用昆虫学
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研究機関 | 国立感染症研究所 |
研究代表者 |
作道 隆 国立感染症研究所, 放射能管理室, 研究官 (70455393)
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研究協力者 |
土田 耕三 国立感染症研究所, 放射能管理室, 省令室長 (40231435)
山本 公子 独立行政法人農業生物資源研究所, 昆虫ゲノム, ユニット長 (40370689)
飯塚 哲也 独立行政法人農業生物資源研究所, 遺伝子組換えカイコ研究センター, 主任研究官 (80414879)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,125千円 (直接経費: 2,720千円、間接経費: 405千円)
2008年度: 1,755千円 (直接経費: 1,350千円、間接経費: 405千円)
2007年度: 1,370千円 (直接経費: 1,370千円)
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キーワード | 脂質輸送 / カロテノイド / カイコ / 繭色 / スカベンジャー受容体SR-BI / CD36 / ninaD / ポジショナルクローニング / 脂質 / 遺伝子 / 昆虫 / 繭 / 色 |
研究概要 |
動物の体内カロテノイド輸送機構を明らかにすることを目的とし、カイコにおいて体液から絹産生器官細胞へのカロテノイドの移行を支配する遺伝子のひとつである黄繭遺伝子を同定することを試みた。その結果、黄繭遺伝子は細胞膜貫通タンパク質Cameo2 をコードしていることが分かった。Cameo2は哺乳類において高密度リポタンパク質の受容体であり、C型肝炎ウイルスなどの病原体の認識にも関与しているSR-BIの相同分子であった。黄繭遺伝子が機能するためには細胞内カロテノイド結合タンパク質(CBP)の発現が必要である。すなわち、体液リポタンパク質からCameo2を介してCBPにカロテノイドが受け渡されることによってカロテノイドが細胞に取り込まれると推測される。
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