研究課題/領域番号 |
19H01520
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
松井 美樹 横浜国立大学, 大学院国際社会科学研究院, 名誉教授 (70173789)
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研究分担者 |
北中 英明 拓殖大学, 商学部, 教授 (20297089)
佐藤 修 東京経済大学, 経営学部, 教授 (50170725)
上田 泰 成蹊大学, 経営学部, 教授 (70201952)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2022年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2021年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
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キーワード | サプライチェーン・マネジメント / リスクマネジメント / 危機管理 / 持続可能性 / 実証分析 / サプライチェーン / リスク・マネジメント |
研究開始時の研究の概要 |
経済統合と流動化の流れの中で益々グローバル化するサプライチェーンは様々なリスク要因を抱えつつ、その持続可能性を模索している。本研究課題はサプライチェーンの持続可能性を達成するための製造企業のリスク管理と危機管理に着目し、様々な経営実践が持続可能性に及ぼす影響を解明することを目的としている。リスク管理と危機管理に関する実践活動を含め世界各国の製造企業のオペレーション特性と持続可能性に関するデータを収集し、需要や供給、技術、環境等様々なリスク要因とレジリエンスへの対応を鍵概念として、持続可能な製造オペレーションの構造的特質を明らかにする。
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研究成果の概要 |
世界規模の質問票調査によって2020年度までに収集された製造企業のサプライチェーン・マネジメントの主要側面、経済・環境・社会の持続可能性、事業のサービス化などに関するデータを用いて一連の実証分析を行い、サプライチェーンにおける環境配慮や持続可能性、様々なリスクや危機への対応、リーン生産を志向したサプライチェーンの構築などに関する連関構造を明らかにした。妥当性や信頼性のテストをクリアした測定尺度を用いて、共分散構造分析やPLSなどの統計的方法により、主要な因果関係を抽出した。また、これらの連関構造について、産業や製品分野や地域を軸とした比較分析を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高業績製造企業を作り上げるためには、その環境やコンテクストによって異なる道筋がありうるが、その連携構造が重要である点は共通している。さらに、個々の企業の成果ではなく、サプライチェーンを通じた成果を高めるには、サプライチェーン・パートナー間の連携が不可欠となる。これらの連携構造を生み出す要因として、情報共有、IT連携、吸収能力、相互信頼、リーダシップなどが重要であることが見出された。異なる環境やコンテクストでどのような連携構造が働くのか、そして、それが社会全体の福利や厚生とどう繋がるのかをさらに追究していくための基礎的な枠組みと手がかりを提示する研究成果となっている。
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