研究課題/領域番号 |
19H01549
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07100:会計学関連
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
西谷 公孝 神戸大学, 経済経営研究所, 教授 (30549746)
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研究分担者 |
遠藤 貴宏 一橋大学, 大学院経営管理研究科, 准教授 (20649321)
HAIDER MOHAMMAD 関西学院大学, 経営戦略研究科, 准教授 (40645826)
國部 克彦 神戸大学, 経営学研究科, 教授 (70225407)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
14,300千円 (直接経費: 11,000千円、間接経費: 3,300千円)
2021年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2020年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2019年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
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キーワード | SDGs / サステナビリティ会計 / サステナビリティ情報開示 / マテリアルフローコスト会計 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、①社会・環境と株主・投資家を繋ぐ情報開示内容・情報の質の分析、②社会・環境と企業を繋ぐマテリアルフローコスト会計の分析の2つの側面から、③先進国偏重であった従来までの知見を標準化するために国際比較分析を行い、それらを学術的、実務的に一体化した社会・環境と企業の持続可能性を地球全体で同時に解決するための新しいサステナビリティ会計の開発やその利用に関する政策的課題を明らかにする。
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研究成果の概要 |
本研究では、①社会・環境と株主・投資家を繋ぐ情報開示内容・情報の質の分析、②社会・環境と企業を繋ぐマテリアルフローコスト会計の分析の2つの側面から持続可能性を地球全体で解決するための政策的課題を考察した。その結果、開示の目的によって報告の形態が異なっていることや、マテリアルフローコスト会計は環境パフォーマンスと経済パフォーマンスを同時に向上させることが明らかとなった。一方で、社会環境と経済の両立は部分最適に留まっているためにあるべき持続可能性に導くためには新たな手法や政策が必要なことも同時に明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでの研究では、社会環境と経済は二律背反であるもしくは両立するとの立場から研究されることがほとんどであった。しかし、本研究からわかったことは実際には必ずしもどちらか、またはどちらもではないためにそれを考慮した分析アプローチが必要であることを示した。このことには学術的意義があるし、それを踏まえて望ましい社会を目指すための政策提言を行ったことには社会的意義がある。
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