研究課題/領域番号 |
19H01593
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
筒井 孝子 兵庫県立大学, 社会科学研究科, 教授 (20300923)
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研究分担者 |
東野 定律 静岡県立大学, 経営情報学部, 教授 (60419009)
岩澤 和子 大阪信愛学院大学, 看護学部看護学科, 教授 (80176544)
大夛賀 政昭 国立保健医療科学院, その他部局等, 主任研究官 (90619115)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)
2023年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2022年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2021年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2020年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2019年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
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キーワード | OJT体制整備 / キャリアアップ / OJTマニュアル / 介護サービス / 介護キャリア段位 / 自己評価 / 他者評価 / 介護技術評価 / OJT / 人材マネジメント / 質保証 / 他者評 価 / 介護キャリア段位制度 / OJTの体制整備 / 実行マニュアル / 教育システム |
研究開始時の研究の概要 |
日本で展開されている介護キャリア段位制度のフレームワークを活用し、介護事業所を対象に介護技術評価とOJT実践に関わる継時的なデータを収集・分析し、職員の介護技術評価を基礎としたOJT実行マニュアルを作成する。また、評価に基づくOJTを継続的な介護サービスの質改善システムに位置づけるために、これを基盤とした人材マネジメントの在り方について検討し、実践的スキルの習得支援のための教育システムを開発する。
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研究成果の概要 |
本研究の目的は、介護サービス事業所内におけるOJTの体制整備のためのマニュアル作成である。 研究結果から、介護キャリア段位制度に取り組んでいる事業所では、①OJTのシステム化のために、介護技術の教育に関わる指導者の育成、配置がされていた。②介護職員のスキルアップにむけたプランやパスを提示する「学習する組織」の基盤があった。この結果として、事業所では、早期の離職率が低くなる傾向が示されていた。これらの結果に基づき、介護サービス事業種別ごとの環境の特性を踏まえ、介護技術評価を全職員の日常業務に組み込んだOJT実行マニュアルを開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
介護職員の課題対応力強化に向け、具体的な方策は明示されていない中、高度化・複雑化・専門化する介護実践現場のニーズに応えていくため介護サービス事業所内におけるOJTの体制の整備は急務である。 そのような中で介護技術評価の具体的な実践状況を調査したエビデンスに基づき、介護サービス事業種別ごとの環境の特性を踏まえ、介護技術評価を全職員の日常業務に組み込んだOJT実行マニュアルを開発した社会的意義は大きい。また、本研究を通じて収集された介護技術評価の習熟プロセスを示すデータは新規性があり、重要な学術的意義が示された。
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