研究課題/領域番号 |
19H01625
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09010:教育学関連
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
渡邊 洋子 新潟大学, 人文社会科学系, 教授 (70222411)
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研究分担者 |
池田 雅則 兵庫県立大学, 看護学部, 教授 (60609783)
犬塚 典子 田園調布学園大学, 子ども未来学部, 教授 (70400471)
種村 文孝 京都大学, 医学研究科, 助教 (80806711)
池田 法子 足利短期大学, その他部局等, 講師 (90827205)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
11,700千円 (直接経費: 9,000千円、間接経費: 2,700千円)
2021年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2019年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
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キーワード | 生涯キャリアヒストリー法 / 医療専門職 / 生涯キャリア / キャリアヒストリー理論 / 専門職教育 / 医学/医療者教育 / ジェンダー / キャリア(リ)デザイン / 省察・省察的思考 / 生涯キャリアデザイン / 女性医療専門職 / キャリアヒストリー法 / 医療者養成 / 専門職教育(生涯継続教育) / キャリアヒストリー / キャリアデザイン / 生涯学習 / ワークライフバランス |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、女性医師や女性看護師など医療専門職の女性たちが、生涯的視野に立って自らのキャリアを形成できるようになるための研究・実践方法論の構築、およびそれに向けて有効かつ効果的な支援を行うための方法的探究に取り組むものである。過年度の科研研究で開発した研究・実践方法「キャリアヒストリー法」に関わって、基盤となる理論の構築、両方法の精緻化と一般化に向けた検討、および専門職の現場や専門職教育の現場における効果的活用法の提起、などを目指している。
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研究成果の概要 |
本研究では、変化の激しい現代の専門職の生涯キャリアを展望する手立てとして、女性医療専門職を起点に、専門職者が自らのキャリアの軌跡をたどり、振り返りを行う研究/実践方法論の開発に取り組んだ。理論・実践研究から構築した「生涯キャリアヒストリー法」は、lifelong(中長期的視点)とlifewide(仕事と生活含む幅広くとらえる視野)を統合した「生涯」を軸とする省察(振り返り)のメソッドである。2023年3月、省察プロセスと支援法の理論的検討、インタビューやオンラインセミナーの報告等を網羅した共著書『医療専門職のための生涯キャリアヒストリー法ー働く人生を振り返り、展望する』(明石書店)を刊行した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現代の専門職者は、高度に複雑化・高度化・多様化する社会変化に即応したスキルや実践知を求められる。このような専門職のキャリア省察ツールとして、成人教育学・専門職教育学上の学術的意義が大きい。近年のコロナ禍では、医療専門職者は日々現場の直近の業務に専心を求められ、先の見通しや中長期的な視野を持ちにくい状況の中、燃え尽き症候群や心身の疲労による休職・退職、就労意欲や将来展望の喪失等も指摘される。専門職者が改めて自らの仕事と生活、周囲との関係性を「生涯」の時間軸でたどり捉え直し、キャリアのリデザインを可能にする点で、専門職人材育成上の社会的意義があり、医療以外の専門職の生涯継続教育にも適用可能である。
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