研究課題/領域番号 |
19H01724
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 京都情報大学院大学 |
研究代表者 |
岡本 敏雄 京都情報大学院大学, 応用情報技術研究科, 教授 (60125094)
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研究分担者 |
作花 一志 京都情報大学院大学, その他の研究科, 教授 (10411331)
高 弘昇 京都情報大学院大学, その他の研究科, 教授 (30388235)
永田 奈央美 静岡産業大学, 情報学部, 准教授 (50582293)
田中 恵子 京都情報大学院大学, その他の研究科, 助教 (60866284)
香山 瑞恵 信州大学, 学術研究院工学系, 教授 (70233989)
小林 信三 特定非営利活動法人サイバー・キャンパス・コンソーシアムTIES(附置研究所), 附置研究所, 客員研究員 (70793842)
青木 成一郎 京都情報大学院大学, その他の研究科, 准教授 (80596255)
江見 圭司 京都情報大学院大学, その他の研究科, 准教授 (10339989)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
15,210千円 (直接経費: 11,700千円、間接経費: 3,510千円)
2021年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2019年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
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キーワード | 教育工学 / eラーニング基盤 / 国際化 / 社会的ネットワーキング / 協調学習 / ラーニング / 電子教科書 / 協働 / テキストマイニング / Diamond Mandala Matrix / eラーニング / 可視化 / 遠隔講義 / ローカライズ / アクティブ・ラーニング |
研究開始時の研究の概要 |
“Social Competences”の育成が課題となっている。ここで、インフォーマルという意味は、通常の学校・教室内での教育または活動に特定されるのではなく、インターネット空間の中で、不特定多数の学習者がそれぞれの学習ニーズに応じて、仮想的な学習場、教材(コンテンツ)、仲間等が推薦・提供され、それらの評価情報が相互に共有・再利用されるという文脈で考える。
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研究成果の概要 |
本研究では,次の5項目を具体的課題として取り組み,国際化を踏まえた社会的ネットワーキング指向を持つeラーニング基盤として digital Diamond Mandala Matrix を始めとするシステムを構築,実践及び実証した.1. 国際化の視点からの“Social Competences”の教育心理学的検討と教育工学的視点での育成モデル化の検討,2. 社会的メディア・サービスを取り入れたインフォーマルな学習を実現するシステム開発,3. 協働学習支援システムのモデルの検討・構成と構築,4学習者へのコミュニケーション支援機能の理論構成および技術的実装,5. システムを用いた実験的実践活動と評価
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発・実証したシステムdigital Diamond Mandala Matrixは,オンラインかオフラインかを問わず,協調学習や議論に適し,主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)の促進を促す.また,本システムは,LMSに依存しないため学校内の授業に制限されず,かつ,様々な母語に対応する.そのため,翻訳機能や協調学習の機能により母語に関わらず多様な参加者によるワークショップでも使用可能である。さらに意見集約の機能を持ち,視野を広げる効果があることも実証されている.従って,非常に汎用性が高く,様々な場面での能動的な活動で利用できるので,本研究で得た成果の社会的意義は大きい。
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