研究課題/領域番号 |
19H02408
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分25030:防災工学関連
|
研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
三浦 弘之 広島大学, 先進理工系科学研究科(工), 准教授 (30418678)
|
研究分担者 |
横矢 直人 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 講師 (40710728)
Adriano Bruno 国立研究開発法人理化学研究所, 革新知能統合研究センター, 特別研究員 (40831889)
松岡 昌志 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (80242311)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2021年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2019年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
|
キーワード | 土砂災害 / リモートセンシング / 建物被害 / シミュレーション / 震動解析 / 数値標高モデル / 自動検出 / 深層学習 / 検知 / 地震観測データ / 土砂崩壊量 / 土砂災害警戒区域 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では,主に豪雨による土石流災害を対象として,地形データ等の数値解析により土砂災害警戒区域に相当する地域の分布をより簡便に把握できる手法を検討する.さらに,実際に災害が発生した際には,人工衛星画像,リアルタイム地震観測情報などの各種センシング情報から得られる情報を基にして,いつ,どこで,どの程度の範囲が被災しているのかを迅速に把握する技術の構築を目指す.
|
研究成果の概要 |
本研究では地形・地盤データの分析による土石流に対する事前のポテンシャル評価手法の検討,およびセンシング技術とシミュレーションを活用した土砂崩壊箇所・土石流氾濫域の監視・早期把握技術の構築を目指して,以下の項目に関する研究を実施した。 ①土石流災害の分析および数値シミュレーションによる土砂氾濫域・建物被害の推定,②リモートセンシングと数値シミュレーションによる崩壊箇所・崩壊量の推定技術,③リモートセンシングによる建物被害把握技術,④地震観測網データからの土砂崩壊の発生位置・規模の推定
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題で得られた成果は,西日本豪雨災害をはじめとする過去の災害データを基に,土石流の氾濫域の推定,建物被害の自動推定技術,および震動データによる土砂災害発生箇所の特定に資するものである。これらの技術によって災害直後に被害推定を実施し,自治体やインフラ企業など共有することにより,土砂災害をはじめとする様々な災害に対して適切な直後対応を考えることが可能になるものと期待される。
|