研究課題/領域番号 |
19H02807
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分36020:エネルギー関連化学
|
研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
加藤 之貴 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 教授 (20233827)
|
研究分担者 |
高須 大輝 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 准教授 (00833922)
佐伯 功 室蘭工業大学, 大学院工学研究科, 教授 (50235090)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2022年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2021年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
|
キーワード | 炭素循環 / 二酸化炭素 / 電気分解 / MS-SOEC / カーボンニュートラル / 二酸化炭素資源化 / 一酸化炭素 / SOEC / CO2電気分解 / CO / 資源化 |
研究開始時の研究の概要 |
二酸化炭素(CO2)を資源として循環する炭素循環エネルギーシステムの産業実装による産業の革新的な低炭素化が本研究のゴールである。CO2の還元・資源化がキーテクノロジーであり、本研究では固体酸化物電気分解セル(Solid Oxide Electrolysis Cell、SOEC)を用いたCO2還元によるCO2資源化を目指す。社会実装に必要な大量還元の大面積化を実現するため、金属基板上にSOECを製膜した新たな金属基板支持SOEC (MS-SOEC)の開発を進め、セルの大面積化、大規模CO2還元の可能性を示す。合わせて、積層化(スタック化)のための技術課題の解決を進める。
|
研究成果の概要 |
本研究ではカーボンニュートラル産業の実現のために能動的炭素循環エネルギーシステム(Active Carbon Recycling Energy System, ACRES)を提言し、ACRESに必須な積層可能は金属支持固体酸化物電気分解セル(Metal Supported Solid Oxide Electrolysis Cell, MS-SOEC)を開発に成功し、MS-SOECによるCO2電気分解を実証した。実験結果よりACRESの定量的な可能性を明らかにした。以上からMS-SOECの開発により大面積化スタック化によるACRESの大規模化が可能であることを示した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究ではカーボンニュートラル産業の実現のために能動的炭素循環エネルギーシステム(Active Carbon Recycling Energy System, ACRES)を提言し、ACRESに必須な積層可能は金属支持固体酸化物電気分解セル(Metal Supported Solid Oxide Electrolysis Cell, MS-SOEC)を開発に成功し、MS-SOECによるCO2電気分解を実証した。ACRESはカーボンニュートラル産業の拡大に貢献する点で社会的意義が大きい。
|