研究課題/領域番号 |
19H03815
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56070:形成外科学関連
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
貴志 和生 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (40224919)
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研究分担者 |
久保田 義顕 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (50348687)
岡部 圭介 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (50445350)
荒牧 典子 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (80365311)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2021年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2020年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
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キーワード | 皮膚 / 再生 / 胎仔 / アクチン / 皮膚再生 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、これまでの研究で明らかになった、ケラチン17(Krt17)とactin cable形成について、コンディショナルノックアウトマウスを用いて、これらの因子と胎仔皮膚再生との関連を調べ、時間・空間的に発現を調節することでメカニズムを解析し、成獣でも皮膚を完全に再生させる方法を開発し、創薬に結び付ける。
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研究成果の概要 |
哺乳類の胎仔は、ある時期までの皮膚創傷は素早く、そして瘢痕を残すことなく完全に元通りに再生する。われわれは、胎生13日(E13)までのマウス胎仔の皮膚創傷は完全に再生するがE14以降の胎仔皮膚は再生せず傷跡を残すことを発見した。これまでの皮膚が完全に再生する前後の比較から、それぞれの時期に特徴的な遺伝子発現を同定した。この中からケラチン14(CK14)とケラチン17(CK17)の発現部位でアクチン重合を制御することで、通常なら傷痕が残るマウス胎仔を、傷跡を残さず跡形なく再生させることができるか否かの検証を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回の研究で、K14,K17の発現部位で、アクチンの重合を変化させても皮膚の完全再生に至ることはなかったが、表皮の遊走は完全にブロックし、これによりactin cableの形成は可能であった。皮膚の完全再生には真皮の役割も関わっているので、今後真皮の動態も同時に変化させることで、皮膚の完全再生に迫ることができるものと考えられる。
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