• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

non coding RNA吸着性環状RNAの癌増殖浸潤転移における役割の解明

研究課題

研究課題/領域番号 19H03847
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分57060:外科系歯学関連
研究機関千葉大学

研究代表者

笠松 厚志  千葉大学, 医学部附属病院, 講師 (60375730)

研究分担者 鵜澤 一弘  千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (30302558)
坂本 洋右  千葉大学, 医学部附属病院, 講師 (50451745)
中嶋 大  千葉大学, 大学院医学研究院, 助教 (50431747)
丹沢 秀樹  千葉大学, 真菌医学研究センター, 教授 (50236775)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2021年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2020年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2019年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
キーワード口腔癌 / non codingRNA / circRNA / miRNA / circRNA Array / circRNA miRNA / non coding RNA / 環状RNA / CircRNA Array
研究開始時の研究の概要

環状RNAは特定のmiRNA等を吸着するスポンジのように働き、それらの機能を調節することが判明している。さらに、癌の薬剤や放射線に対する感受性や耐性、癌の進展・転移などの調整機能にも関与していることが最近明らかになってきている。
本研究では、癌の増殖・浸潤・転移に関わるmiRNAやlong non coding RNAに特異的に吸着して調整機能を果たす癌抑制性環状RNAを同定することを同定し、癌の増殖・浸潤・転移を抑制する核酸医薬の開発の可能性を検討する。

研究成果の概要

本研究では、癌の進展や薬剤や放射線に対する耐性に関わるmiRNAやlong non coding RNAを特異的に吸着して調整機能を果たす癌抑制性環状RNAについて、網羅的遺伝子発現解析法を駆使して同定し、それらの機能を定性的・定量的に解析することで、核酸医薬としての可能性も検討することを最終目的とした。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本実験においてcircRNAの新たな定量的発現解析法を開発・確立し、OSCCにおいて有意に発現減弱を示すOSCC特異的環状RNA (circRNA-102450) を同定した。circRNA-102450は口腔癌で miR-1178をスポンジのように吸着する事で, 翻訳抑制機能を制御し, OSCCの進展に寄与している可能性が示唆されました。また、生体内で安定しているためバイオマーカーとして用いられると考え, 口腔癌の進展度と有意な相関を示したことから血中circRNAの発現量を確認することは, 臨床的に重要であると考える。

報告書

(4件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実績報告書
  • 2019 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2020

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 安藤壽晃癌抑制型環状RNA: 口腔癌誘発性マイクロRNAの特異的吸着効果による新規診断法の開発2020

    • 著者名/発表者名
      安藤壽晃 鵜澤一弘 笠松厚志 田中希 野淵嵩史 駒綾香 大島早智 伊豫田学 中嶋大 坂本洋右 椎葉正史
    • 学会等名
      日本口腔外科学会
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書

URL: 

公開日: 2019-04-18   更新日: 2023-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi