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シフト勤務看護師の概日リズム実態調査とAI解析による是正生活パターンの検証

研究課題

研究課題/領域番号 19H03925
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分58050:基礎看護学関連
研究機関大阪公立大学 (2022-2023)
大阪市立大学 (2019-2021)

研究代表者

山口 曜子  大阪公立大学, 大学院看護学研究科, 教授 (50381918)

研究分担者 山田 真介  大阪公立大学, 大学院医学研究科, 准教授 (00623810)
中島 智晴  大阪公立大学, 大学院情報学研究科, 教授 (20326276)
藤田 寿一  大阪公立大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (30212187)
若村 智子  京都大学, 医学研究科, 教授 (40240452)
森木 ゆう子  大阪公立大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (70374163)
岩崎 賢一  大阪公立大学, 大学院看護学研究科, 特任講師 (70912046)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2022年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2021年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2019年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
キーワード睡眠と代謝 / 概日リズムの乱れ / シフト勤務者 / 睡眠と糖代謝
研究開始時の研究の概要

本研究の目的は、睡眠と糖代謝の視点でシフト勤務を行う看護師の生体リズムである概日リズムの乱れを調査し、人工知能の機械学習解析を用いて概日リズムの乱れを是正する生活パターンを見出し、提案することである。乱れた体内時計(概日リズム)を整える必要性についてはすでに明らかにされているが、シフト勤務者に対し変則生活に添った概日リズムの調整を行う生活を整える看護の視点の是正行動は明らかにされていない。
本研究の成果は、シフト勤務者の概日リズムの乱れによる肥満や生活習慣病の発症の予防につながり健康を保持でき、さらに生活習慣病の患者に対して新たな看護援助を提供できる可能性がある。

研究成果の概要

本研究は、シフト勤務看護師の生活パターンと睡眠の調査からAI解析による概日リズムを是正する生活パターンの予測を行った。協力者37名は、30歳前後の女性が多く、PSQIはその前後の得点に大きな変化なく、睡眠効率や睡眠時間に変動があり、夜勤の日にはカロリー摂取量が増加する傾向が把握できた。
研究期間中は、COVID-19パンデミックによる社会状況から計画書通りに協力者を募りデータ収集を行うことが困難であり、AI解析のための当初予定した生活パターンのデータ量の不足が生じた。したがって、AI解析や時計遺伝子との関連性の明確な相関は見いだせず、概日リズム是正の生活パターンの予測に至らなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、シフト勤務を行う看護師の生活パターンと概日リズムの乱れを多角的に調査し、AIによる解析を行った点で学術的意義がある。具体的には、睡眠状況、血糖変動、食事内容、時計遺伝子多型などのデータを収集し、機械学習を活用して複雑なパターンや相関関係を検討した。また、COVID-19パンデミック中の柔軟な対応を通じて、実践的な課題と改善点の知見を提供した。これにより、今後の研究に向けた効果的なデータ収集や解析方法の確立に貢献するとともに、シフト勤務看護師の健康管理や勤務改善策の策定に寄与する可能性がある。

報告書

(5件)
  • 2023 研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実績報告書
  • 2021 実績報告書
  • 2020 実績報告書
  • 2019 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件)

  • [学会発表] 睡眠、意識していますか? ―看護師の生体リズムを考える―2023

    • 著者名/発表者名
      山口 曜子
    • 学会等名
      第24回 医療情報学会看護学術集会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 招待講演

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公開日: 2019-04-18   更新日: 2025-01-30  

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