研究課題/領域番号 |
19H04111
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60070:情報セキュリティ関連
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
森 達哉 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (60708551)
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研究分担者 |
金岡 晃 東邦大学, 理学部, 准教授 (00455924)
吉岡 克成 横浜国立大学, 大学院環境情報研究院, 准教授 (60415841)
山内 利宏 岡山大学, 自然科学学域, 教授 (80359942)
毛利 公一 立命館大学, 情報理工学部, 教授 (90313296)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2021年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2020年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2019年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
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キーワード | セキュリティ / アプリ / IoT / コンテキスト / プライバシ / コンテクスト / マルウェア / 解析 |
研究開始時の研究の概要 |
様々なIoT機器の機能をサポートし、またそのような機器を管理するためのアプリが持つ脆弱性、あるいは悪意をもって作成されたアプリがもたらすセキュリティ脅威を検出・制御するための技術開発に取り組む。IoT機器と人間がアプリを通じてインタラクションする際のアクションが適切なものであるかを検査し、適切に制御を行う「コンテキストアウェア・セキュリティ制御技術」を確立することを狙いとする。
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研究成果の概要 |
本研究課題は、IoTプラットフォーム上で動作するアプリケーションのセキュリティ、プライバシーの問題に着目し、アプリケーションが利用されるコンテクスト基づいた挙動の解析手法、ならびに制御手法に取り組んだ。具体的には、(1)「アプリ化されたIoTプラットフォームにおけるセキュリティ脅威・課題の大規模調査」(2)「IoTアプリ動作のコンテキスト検査技術の開発」(3)「IoTプラットフォームにおけるアクセス制御・緊急処理機構の開発」を実施した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アプリ化したIoT に対するセキュリティの確保はサイバー空間で生じる脅威の対策のみならず、我々が生活する実世界空間の安全を守るために、社会的に重要な課題である。IoT に固有な「実世界とのインタラクション」は、個々のインタラクションが適切なものであるか、あるいは検査が必要なものであるかの判断,すなわちコンテキストの理解が必要であることを示唆する。アプリの挙動解析において、コンテキストを理解するという問題は、従来の PC やモバイルプラットフォームのセキュリティでは顕在化してこなかった未解決の問題であり、そのような問題にとりくむことに学術的意義がある。
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