研究課題/領域番号 |
19H04266
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分63020:放射線影響関連
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研究機関 | 大分大学 (2020-2021) 名古屋大学 (2019) |
研究代表者 |
橋本 悟 大分大学, 理工学部, 客員研究員 (60352150)
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研究分担者 |
寺林 健 大分大学, 医学部, 助教 (40452429)
岡 泰由 名古屋大学, 環境医学研究所, 講師 (60762383)
荻 朋男 名古屋大学, 環境医学研究所, 教授 (80508317)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2021年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2020年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2019年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
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キーワード | 転写 / DNA損傷 / DNA修復 |
研究開始時の研究の概要 |
RNA合成酵素が転写伸長中にDNA損傷と衝突した際に生じていると考えられている、バックトラッキング(DNA損傷部位から転写と逆方向にRNA合成酵素がスライドする現象)の観察が可能となる新しい実験系を開発する。この実験系を用いて、転写と共役したDNA修復異常を来す各種疾患群の病態メカニズム解明を目指す。
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研究成果の概要 |
様々な環境要因によってDNAは損傷を受けており、複数の機構によってDNA損傷は修復されている。転写領域において、RNAポリメラーゼがDNA損傷と遭遇することが修復開始のシグナルになることがあるが、その詳細なメカニズムについては不明な点が多い。ここで、細胞内におけるDNA損傷とRNAポリメラーゼが遭遇しているゲノム上における部位特異的な現象を評価する実験系が無いことが研究上の大きな課題となっている。本研究計画では、RNAポリメラーゼによる損傷認識機構を解明すべくDNA損傷に衝突したRNAポリメラーゼを評価する新しい実験系の開発を目指す。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
RNAポリメラーゼによる損傷認識に伴うDNA修復機構(TCR)の破綻は、コケイン症候群(CS)と紫外線高感受性症候群(UVSS)を来す。CSおよびUVSSともに光線過敏を示すが、CSでは光線過敏以外に認知機能の異常や運動機能障害等、様々な神経症状を有する。ここで、同じTCR機能の異常を原因とする疾患群で異なる臨床像を示すメカニズムについては未解明である。本研究によりTCR機能異常の詳細を明らかにすることが可能となり、CS並びにUVSSの治療法開発に貢献することが可能となる。
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