研究課題/領域番号 |
19H04385
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分80020:観光学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人情報通信研究機構 |
研究代表者 |
室野 栄 国立研究開発法人情報通信研究機構, Beyond5G研究開発推進ユニット, 総括研究技術員 (90616963)
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研究分担者 |
成瀬 康 国立研究開発法人情報通信研究機構, 未来ICT研究所脳情報通信融合研究センター, 室長 (00455453)
今井 弘二 国立研究開発法人情報通信研究機構, 戦略的プログラムオフィス, 研究技術員 (50711230)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2021年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2019年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
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キーワード | 観光 / 仮想現実 / VR / ICT / 共感 / 脳科学 / インバウンド |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、観光誘致のためのVR映像の効果的な制作基準や活用方法の調査を行う。そのため、複数の地域において、観光資源を題材とした様々なジャンルのVR映像を制作し、アンケートによる主観的な感想と人体計測(脳波、脈拍数、表面電位など)による客観的な情報を多変量解析して定量的な評価を試みる。
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研究成果の概要 |
本研究は、観光誘致のためのバーチャル・リアリティ(VR)の健全な利活用を推進するために、観光地を題材としたVRのコンテンツを制作し、被験者のアンケート調査などからVRの効果について定量的な評価を行った。それらの結果は関連する学会や研究論文として発表する他、著書としてまとめた。また、新型コロナウイルス感染症が世界中で猛威を振るう中において、本研究を柔軟に発展させて3密対策として遠隔から観光資源を疑似体験する各種の形態を試行し、それらの有用性も明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
VRは臨場感を追求する技術であり、VRを観光誘致の目的で利用するには利用者等の満足感などを適切に評価する必要がある。また、コロナ禍において観光業も大きな影響を受け、ニューノーマルな観光形態が意識されるようになった。本研究はこれらの問題にアプローチしてVRの健全な利活用を牽引するものである。
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