研究課題/領域番号 |
19K00895
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 名古屋外国語大学 |
研究代表者 |
Kindt Duane 名古屋外国語大学, 現代国際学部, 教授 (70308930)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | L2 development / L2 pedagogy / recursive practice / peer role models / materials development / conversation analysis / sociocultural theory / skills development / interactional competence / learner rapport / L2 classroom interaction / multimodal pedagogy / language awareness / inclusion skills / peer modeling / role models / intercultural competence / interaction studies / cultural awareness |
研究開始時の研究の概要 |
This study explores the nature and development of students' cultural and linguistic awareness in multimodal communication. It follows a mixed methods, interactional linguistics approach and is one of the few to include materiality and integrate both peer modeling and recursive practice (RP).
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研究成果の概要 |
研究成果としては、社会文化理論と会話分析がL2生産における分析力開発をどのように検討できるかを示した論文(Kindt, 2021)があります。また、5本の論文が学会で発表されました。L2学習に関連する洞察としては、以下のようなものがある: (1)学習者自身のL2インタラクションの分析におけるマルチモーダルな認識の出現、(2)学習者によるL2のマルチモーダルな分析の共同構築、(3)分析能力の発達の表示、(4)共同学習における仲間の役割の出現、(5)承諾と主張に関する能力の出現。このように、再帰的教育法に従ったニアピアの教材に基づく指導は、相互作用と分析能力の発達を支援することができる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で発表された論文によると、ニアピアモデル教材(元生徒の授業制作物を使用)に基づく指導を、リカーシブ教育法(授業課題の達成機会を複数回提供)に従って行うことで、L2における対話力と分析力の自覚と発達を支援できることが明らかになった。この知見は、指示された第二言語学習における、より効果的な支援方法への示唆を与えるものである。多くの場合、指示された学習は、相互作用的なタスクの間に学生に期待されることの適切なサンプルを提供せず、L2学習に必要なつながりを作るための十分な機会を提供しないのである。この研究から得られた知見は、学校における言語教育のあり方に反映させることができる。
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