研究課題/領域番号 |
19K01921
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
高桑 宗右エ門 中央大学, 理工学部, 教授 (50112016)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | マネジメント / IoT / 生産システム / サービスシステム / シミュレーション / センサー / RFID / ビッグデータ / ERP / 生産管理 / IoT |
研究開始時の研究の概要 |
生産を対象とした管理活動を迅速かつ適切に遂行するために、経営・マネジメントシステムと生産実施を連結することを目指す。IoTという共通のプラットフォーム上で、ERP(Enterprise Resource Planning:統合基幹)システムと生産工場、そしてシミュレーションモデルの三者を連結した新しいシステム概念を設計し構築する。本構想を具体化するために、ERPシステムでは、サプライチェーンシステムを念頭に置いた調達および販売を考慮する。そして、生産工場として、IoT・インダストリー4.0の概念を採用した模擬工場を用いて、生産活動に応用することにより、本研究の有効性を実証的に検証する。
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研究成果の概要 |
研究代表者は生産・サービス活動における生産システム、マネジメントシステム、シミュレーションの三者の統合の概念を提唱してきた。本研究課題では、それらのうちの二者間の統合のための種々の研究テーマを設定して研究を実施した。そして、生産・サービスのパフォーマンス分析に有用な役割を果たすシステムシミュレーション分析を実施するために、データ収集・活用の観点から、新しいアプローチを開発した。そして、工場(生産システム)とともに医療機関(病院)を応用対象として、国内ならびに海外の学会にて研究成果を報告した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
生産システム(模擬工場)とシミュレーションモデルの連結では、生産システムからセンサーを介してExcelに書き込んだデータを、リアルタイムに参照するシミュレーションモデルを構築するためのシステム設計を行い、そのアルゴリズムが提案された。インダストリー4.0環境下におけるサイバーフィジカルシステムのためのデジタルツインシミュレーションとしてのリアルタイムシミュレーションや応用例が提案された。発表した一連の研究論文は、該当分野において国際的にも嚆矢となるもので、ResearchGateによれば、多くの研究論文においても引用された、との報告を受けた。
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