研究課題/領域番号 |
19K01945
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07090:商学関連
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研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
生田目 崇 中央大学, 理工学部, 教授 (10318222)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 購買行動 / 過渡状態 / 外部刺激 / 探索行動 / 消費者間ネットワーク / マーケティング / 消費者行動 / モデル分析 |
研究開始時の研究の概要 |
消費者は日々,外部より様々な情報を取得しながらどのような商品を購入すべきかといった様々な意思決定を行っています.しかし,そうした意思決定はすぐに行われるわけではなく,いろいろ迷ったり調べたりしながら自分が納得する商品にたどり着きます.本研究では,購買までの様々な段階においてどのような情報が影響を与えるのかについて解明することを目的とします.
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研究成果の概要 |
本研究では,消費者の購買行動プロセスに焦点を当て,購買前と購買後に行う消費者行動において,どのような外部刺激が購買行動決定に影響をあたえるかについての理論的考察と実証分析を行った.特に,実証実験を通じて,購買前プロセスの探索行動の解明をおこなったことと,消費者間ネットワークでの情報伝播が消費者間のつながりにどのように影響を与えたかを明らかにすることができた. さらに,購買行動と価格の関係,口コミサイトにおける情報発信のパターンなどを分析し,消費者が購買決定要因を多面的に評価した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的成果としては,インターネットが普及以降,購買行動が変容し,特に情報の利用方法が大きく変わったことに関して,購買前と購買後の消費者の情報受発信行動に焦点をあて情報の種類やパターンにより購買に対してどのように影響が異なるのかを研究した点にある. 社会的意義としては,企業や小売店が消費者への適切なプロモーションやコミュニケーションをどのように進めるべきかについての有用な情報が発信できた点にある.特に,店舗づくりやプロモーション方法は以前と比べて大きく様変わりしつつあり,現代の市場においてどのような情報発信やコミュにケーションが求められるかの知見を得られたことは社会的な意義である.
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