研究課題/領域番号 |
19K02369
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08030:家政学および生活科学関連
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研究機関 | 独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター) |
研究代表者 |
菅野 美和子 独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター), 臨床研究企画運営部, 研究員 (90795189)
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研究分担者 |
坂根 直樹 独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター), 臨床研究企画運営部, 研究室長 (40335443)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 妊娠前 / 妊娠 / 産後 / 個別化栄養 |
研究開始時の研究の概要 |
妊娠前、妊娠中、産後の食生活を支援する個別化された栄養プログラムを開発し、その効果を検証するのが本研究の目的である。妊婦の食事調査は食事頻度調査(FFQ)で行われてきたため、食事パターンしか明らかにならなかったが、本研究では具体的な料理やメニューが明らかとなる(妊婦の食事データベースの作成)。年齢、BMI、患者の嗜好、経済状態、体質によって個別化された栄養プログラムは学術的に独自性が高く、創造的であると考えられる。
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研究成果の概要 |
妊娠前、妊娠中、産後の食生活を支援する個別化栄養プログラムを開発することである。妊婦の食事データベースを用いて食事調査と遺伝子解析を行い、妊娠中の貧血や妊娠アウトカムとの関係を調べた。妊娠中の貧血はQOLの低下や妊娠アウトカムを悪化させる可能性があり、食事調査から得られた食事炎症性指数(DII)、妊娠糖尿病、鉄代謝に関わるSNPと妊娠中の妊娠中の貧血との関連を明らかにすることができた。糖尿病患者に対する間歇スキャン式持続血糖測定器を用いた指導ではスキャン回数が12回以上で血糖変動が改善することが分かった。シミュレーションモデルを用いて体重管理や血糖管理に最適な栄養素の割合を算出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
妊娠前、妊娠中、産後の食生活を支援する個別化された栄養プログラムを開発することができた。妊娠後の体重管理には朝と晩の体重測定が役立つ可能性がある。これらの情報は個別化栄養プログラムの開発に役立つと考えられる。 これらのエビデンスは妊娠前、妊娠中、産後の食生活の管理に役立つ可能性が高い。これらの情報をヘルスケアアプリに搭載することで、若年世代にも役立つモバイルヘルスができることが期待される。
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