本研究は、大学の学びと子どもたちの探究的な学びを有機的に結び付ける環境としてESDを軸にしたカリキュラム開発や実践、分析を行いながら、学校現場を支援し、安定的・継続的に質の高い学習プログラムを供給できる「ESDラボ(仮称)」を設置することを通して、その有用性を明らかにすることを目的とする。 質の高いESD実践を学校現場に広く浸透させていくことで、これからの学習スタイルである「自己変容と社会変容を促す学び」を促進し、Society5.0の実現を目指した探究的な学びの新たな可能性を見出す。研究成果をもとに「総合的な学習(探究)の時間のモデル事例集」を作成し、教育効果の高いプログラムを広く展開する。
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