研究課題/領域番号 |
19K02982
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
|
研究機関 | 東京情報大学 |
研究代表者 |
河野 義広 東京情報大学, 総合情報学部, 准教授 (70599456)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | 学修フィードバックシステム / 学修成果物共有基盤 / プログラミング教育 / 地域活動 / アウトプット主体の学び / ゲーミフィケーション / 学修支援システム / フィードバックシステム / 子どもの主体的な学び / リフレクション支援 / コロナ禍での地域活動 / アウトプット / 学修データ収集システム / 子どもの発達段階 / 教育工学 / ラーニング・アナリティクス / アクティブ・ラーニング / 機械学習 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、子ども達が「プログラミング的思考」「ICTリテラシー」「社会的な見方や考え方」を身に付けることにより、学びたいことを主体的に選択できるための子ども向け学修支援システムを開発する。具体的には、小中学生を対象に地域活動やプログラミング教室での学修活動を収集・分析し、本人と志向の類似度が高い子ども達が取り組んだ学修課題を推薦する仕組みを作る。加えて、主体的な学修をより促進するため、子ども達自身が学修成果物を発信できる学修成果物共有基盤を開発し、学修とフィードバックの繰り返しを実践・評価する。
|
研究成果の概要 |
本研究では、子ども達が「計算論的思考」「ICTリテラシー」「社会的な見方や考え方」を身に付けて学びたいことを主体的に選択できることを目指し、地域活動の実践とそれに適応した学修支援システムを開発した。具体的には、ScratchやPythonを用いて児童生徒の興味・関心・能力に合わせて学修コースを選択するゼミ形式の「プログラミング教室」、子ども主体のまちづくり体験活動「こどものまち」、チーム協働でミッションクリアを競う「ウォークアドベンチャー」における学習設計、活動時の振り返りを支援する「学修フィードバックシステム」と活動を通じて創出された成果を他者と共有する「学修成果物共有基盤」の開発を行った。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
全国各地で実践されている地域活動やプログラミング教育において、児童生徒に対する適切な振り返り機会を提供することは重要な課題である。本研究では、各活動の学習設計と学修フィードバックシステムにゲーミフィケーション要素を導入し、本人の志向や適性に合った学修フィードバックを即時に提供することで、楽しみながら活動を振り返る機会を提供することができた。加えて、各種活動により創出された学修成果物を共有することで、アウトプット主体の学びの好循環を生み出す仕組みを提案した。これにより、子ども達が情報発信の意義を理解するとともに、他者との学び合いによる新たな着想や学びの省察が期待できる。
|