研究課題/領域番号 |
19K03051
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
本多 薫 山形大学, 人文社会科学部, 教授 (90312719)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 学習支援システム / 画面サイズ / 表示位置 / 視線移動 / 負担 / 画面設計 / 視覚情報処理特性 / 疲労・負担 / ヒューマン・エラー |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、表示位置や提示される学習コンテンツ、情報量、画面アスペクト比・サイズなどの学習条件を設定した実験用の学習支援システムを構築する。学習コンテンツや学習条件を変えた複数の条件での学習者の視線移動や心拍、課題成績・反応時間などを測定する実験を実施する。そして、学習者の疲労や負担、ヒューマン・エラーの視点から、画面サイズごとの最適な学習画面設計の条件と課題を明らかにして、学習支援システムの最適な画面設計を提案する。
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研究成果の概要 |
学習者の疲労や負担、ヒューマン・エラーの視点から、学習支援システムの最適な学習画面設計における課題を明らかにするために、学習者の視線移動や心拍、課題成績、作業時間、主観評価などを測定する実験を実施した。実験結果から、学習支援システムの学習画面の設計では、画面の四隅を避けて見つけやすい位置に学習情報を配置することや、学習情報の表示位置と解答の入力位置との位置関係と距離、適切な画面サイズにするなどを考慮することで、学習者の負担軽減につながることを提案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学習支援システムでのヒューマン・エラーや学習者の疲労や負担は、生徒・児童などの学習者の健康にも関係しており、学術的に検討する必要がある。しかし、学習者の疲労や負担、ヒューマン・エラーの視点から、学習支援システムの画面設計を検討した研究報告は少なく、また最適な情報表示方法や利用に関する指針なども存在しない。研究成果は、学習支援システムの画面設計の最適な条件と課題を示し、情報機器を使用した学習環境の基礎資料となる。
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