研究課題/領域番号 |
19K03095
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
|
研究機関 | 甲南大学 |
研究代表者 |
渡邊 栄治 甲南大学, 知能情報学部, 教授 (20220866)
|
研究分担者 |
尾関 孝史 福山大学, 工学部, 教授 (40299300)
小濱 剛 近畿大学, 生物理工学部, 准教授 (90295577)
|
研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | 協調学習 / 学習者 / 非言語動作 / 協調性 / 相互作用 / 協同学習 / 学習者の動作 / メガネ型デバイス / 時系列モデル / 階層型ニューラルネットワーク / 荷重係数値 / 協調生 / 理解度 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は,アクティブラーニングの一つの形態である協調学習 (教え合い) を対象として,学習者の非言語動作 (視線や顔の動き) と協調性の関係を明確にすることである.具体的な研究目的は,(i) 非言語動作の検出手法を構築すること,(ii) 非言語動作に対する時系列モデルを構築すること,(iii) 「時系列モデルにおけるパラメータ」と「アンケートに基づいた協調性」の関係を解明するである.得られた研究成果は,「協調学習」の自動的な評価に応用可能である.
|
研究成果の概要 |
対面における協同学習を対象として,学習者の非言語動作と協調性の関係を抽出するための手法を構築した.具体的には,(i) 画像処理およびメガネ型デバイスによる非言語動作の検出手法,(ii) 非言語動作に対する学習者間の相互作用を表現するための時系列モデルを構築した.さらに,時系列モデルにおけるパラメータと学習者間の協調性の関係を明確にするための手法を構築し,実験によりそれらの有効性を確認した.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
協調学習の目的は,授業に対する学習者の理解を深めつつ,グループとしての協調性を高めることである.しかしながら,教員が即時にかつ定量的に多数のグループの協調性を把握することは困難である.本課題では,(i) 非言語動作の検出手法の構築,(ii) 非言語動作に対する時系列モデルの構築,(iii) 時系列モデルにおけるパラメータと協調性の関係を抽出するための手法の構築などの成果を得ており,これら研究成果は協調学習の自動的な評価に応用可能である.
|