研究課題/領域番号 |
19K03149
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09080:科学教育関連
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
杉尾 幸司 琉球大学, 教育学研究科, 教授 (20433089)
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研究分担者 |
齊藤 由紀子 琉球大学, 教育学部, 准教授 (30626106)
富永 篤 琉球大学, 教育学部, 准教授 (60452968)
福本 晃造 琉球大学, 教育学部, 准教授 (80549816)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 生物多様性 / 理科教材 / 亜熱帯 / 自然環境 / 教材開発 / 身近な生物 |
研究開始時の研究の概要 |
亜熱帯地域と温帯地域に生息する身近な生物の比較を通して「生物の多様性(地域性)と共通性」を実感できる教材を開発する。教材開発にあたっては、異なる地域に生息する生物の「違いと共通性」について多面的な理解が可能となるように工夫し、授業実践に活用可能な内容とする。開発する教材は、身近な生物を題材に、生物の多様性について様々な視点から考えることが可能となるため、アクティブ・ラーニングなどの授業方法に適しており、教育現場での効果的な活用が期待される。
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研究成果の概要 |
本研究は、亜熱帯地域と温帯地域に生息する身近な生物の比較を通して「生物の多様性(地域性)と共通性」を実感できる教材を開発し、授業実践による有効性の検証を行う事を目的に実施した。これまで、亜熱帯地域の身近な自然環境に対応した理科教材の研究開発が、十分に行われてこなかった理由の一つに、教材開発の基礎となる対象生物に関する情報の不足があげられる。そのため、本研究では、対象となる生物の基礎的な生態調査とその結果を活用した教材開発を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
亜熱帯地域の身近な自然環境に対応した理科教材のためには、分類・生態分野の研究者と理科教育分野の研究者が協力して、対象となる生物の基礎的な生態調査とその結果を活用した教材開発を、継続的に行っていく必要がある。本研究は、理科教育と生物学の専門家が協力して、理科教育の視点から生態調査・教材開発を行う独創的な取り組みであり、小学校から高等学校の授業において包括的に活用可能な教材の開発につながる、教育的価値の高い研究である。
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