研究課題/領域番号 |
19K03222
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分10020:教育心理学関連
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研究機関 | 東海大学 (2022-2023) 筑波大学 (2019-2021) |
研究代表者 |
庄司 一子 東海大学, 児童教育学部, 特任教授 (40206264)
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研究分担者 |
幅崎 麻紀子 埼玉大学, 研究機構, 准教授 (00401430)
石隈 利紀 東京成徳大学, 応用心理学部, 教授 (50232278)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 学校予防教育 / ピア・サポート / 安心感 / ケア / 学校ケアシステム / 中学校 / 中学生 / 学校適応感 / 縦断研究 / 小中連携 / ケアシステム / ケアする人間関係 / ケアシステムの構築 / 生徒のつながり / 学校組織のレジリエンス / 持続的ケアシステム / ピアサポート / 共感性 / つながり / 生徒 |
研究開始時の研究の概要 |
現代生徒の教育上の問題の背景に共感の喪失,対人関係欠如があげられ,学校不適応との関連が指摘される。子どもの問題はどの子にも起こりうるとされ,学校予防教育は現代の重要課題である。ユニバーサルな学校予防教育は子どものwell-being,安心できる学校風土創生をめざす(渡辺, 2015)。しかし持続的実施の効果検証は十分ではない。 本研究は「人とのつながり」「安心感」をテーマに,①中学生のつながり支援を,個人,学級,学校で進め,安心感,適応への効果を検証し,②1次から3次の予防教育実施による効果を検証し,③学校予防教育の縦断的実施による持続的支援システム構築をめざす。
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研究成果の概要 |
現代の学校教育の問題は増加し続け,背景には共感の喪失,対人関係の不足が指摘され,子どものwell-being,安心できる学校風土醸成は喫緊の課題である。本研究の目的は,ピア・サポートによる学校予防教育を進め,学校ケアシステム構築の効果と継続要因を明らかにすることであった。対象は公立中学校実践A校248名,非実践校1,000名で,実践校では研修を受けた生徒が学校全体の取組みの中心となり3年間継続的に取り組んだ。調査の結果,生徒の仲間との絆,安心感,学校適応感,学級風土に効果が示され,学校ケアシステム構築における教師の理解と協力,学校全体の継続的取り組みの重要性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の意義は,学校適応に困難を抱える生徒だけでなくすべての生徒にとって,学校が安全,安心な場所となり,互いに学び合える場所,学校・学級風土を醸成するため,生徒が中心となって教師と共に学校予防教育に取り組み,継続的・縦断的に取り組むことによる持続的「学校ケアシステム」構築をめざした点にある。学校予防教育を進めることは,生徒の適応,レジリエンスを高めることにつながり,生徒が学校で安心して仲間・教師と共に過ごすことができ,生徒主体の取り組みであっても,教師や学校がそれを支えることの重要性が実証により確認された。
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