研究課題/領域番号 |
19K04750
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分23030:建築計画および都市計画関連
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
沈 振江 金沢大学, 地球社会基盤学系, 教授 (70294543)
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研究分担者 |
杉原 健一 金沢大学, 地球社会基盤学系, 研究協力員 (80259267)
西野 達也 金沢大学, 地球社会基盤学系, 教授 (90403584)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | HVACシステム / ゼロエネルギーハウス / 建物パフォーマンス / エネルギー消費 / 事前評価 / Oculus / VR / 建築環境総合性能評価システム / BIM / ゼロエネルギ ーハウス / MR可視化 / 可視化ツール |
研究開始時の研究の概要 |
本研究グループでは、可視化の技術に注目し、建物自動生成、建築の形態制限と省エネルギー効果等の可視化ツールの研究を独自に行ってきた。情報技術を用いた建物の省エネルギー性能の効果を可視化するには、居住者の生活行為に基づくエネルギー消費、ZEH化改修による省エネルギー効果とゼロエネルギーの達成度を示すことである。今回は、 ZEH化改修の事前評価の可能性を検討するには、新しい可視化技術であるミックスドリアリティ(MR)環境で居住者のエネルギーの消費量、建物パフォーマンスの評価とゼロエネルギーの目標達成度を示すMRツールを開発することである。
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研究成果の概要 |
本研究では、ZEH化改修のために情報技術により事前評価を支援するありかたが学術の問いである。このため、MRツール、すなわちUnity3Dと連携できるHoloLensやOculusを用いて、Unity3DにZEH化改修対策の効果を評価できるシステムの開発を行う。具体的には、ZEH化改修予定のハウスにおいて、24時間の住民生活とエネルギー消費を反映できる4次元シミュレーション(時間軸)を行い、MR環境で建物パフォーマンスの評価や体験ができるシステムを事前評価ツールとして開発する。これにより、計画案のイメージを示すことだけでなく、省エネルギーの効果とゼロエネルギーの目標達成度を事前に提示できる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、ゼロエネルギーハウスのために、国が関連事業者へ省エネルギー取組を支援する補助金制度が形成している。快適・健康に住まいかつ賢くエネルギーを使用するライフスタイルには、既築ストックのZEH化改修に関する取組の検討も不可欠であり、その普及は重要な課題であるので、省エネルギー性能の表示と体験を通した補助事業の効果イメージの可視化が重要な課題である。 本研究の学術的な特色・独創的な点は、持続可能な社会の観点から、情報技術を用いた建物の省エネルギー性能の効果を可視化するには、居住者の生活行為に基づくエネルギー消費、ZEH化改修による省エネルギー効果とゼロエネルギーの達成度を示すことである。
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