研究課題/領域番号 |
19K04895
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分25010:社会システム工学関連
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研究機関 | 仙台高等専門学校 |
研究代表者 |
高橋 晶子 仙台高等専門学校, 総合工学科, 准教授 (10537492)
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研究分担者 |
菅沼 拓夫 東北大学, サイバーサイエンスセンター, 教授 (70292290)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | インセンティブ / エージェント / 自動交渉 / メカニズム / 高機微情報 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は,スマートウォッチに代表されるウェアラブルデバイスなどのセンサなどにより収集される機微度の高い個人情報(高機微個人情報)を対象とし,これらの情報を自分自身のデバイスで獲得し提供する個人ユーザ(データ提供者)と,その情報を収集・分析して目的を達成しようとする企業等(データ収集者)の間で,情報を効果的に流通するための枠組みを確立することを目指すものである.
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研究成果の概要 |
本研究では,ウェアラブル生体センサ,スマートフォン,AIスピーカなど,人に近接して存在するデバイスにより収集される高機微個人情報を対象とし,これらの情報を提供する個人であるデータ提供者と,その情報を収集・分析して目的を達成しようとする企業などのデータ収集者の間で,個人情報を効果的に流通するための枠組みを確立することを目的とし,ソフトウェアエージェント間の自動交渉による手法を提案した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ウェアラブル生体センサ,スマートフォン,AIスピーカをはじめ,多くの情報機器が身の回りに存在する現代においては,それらから生成されるデータを収集し利活用したいという多くの企業が存在する一方で,これらのデータの所有者はユーザであるという考え方がある.本研究は,多くのデータを収集したいと考える企業と個々のユーザ間での高機微情報の流通を促すことを支援するための基礎研究であり,今後の情報流通に貢献する.
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